Scallops and Blooms by Dianna Walla
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皆さん、24号のKALへの参加表明はすみましたか?8月末まで開催していますので、途中経過や編み上がった作品に #amirisu24kal のタグを付けて投稿してくださいね。
さて、22号、23号に引き続き、今回も素晴らしいニットをデザインしてくれたDiannaさんにお話を伺っています。かぎ針と刺繍も使って作るレトロなショールは、使いやすさ抜群ですよ。
amirisu: デザインの過程で、どんな苦労や工夫がありましたか?
Dianna: このデザインを通して、デザイナーとしてのスキルを伸ばすことができたと思います。過去にも、かぎ針編みと棒針編みを組み合わせたパターンを書きましたが、一つのパターンの中で異なる手法を使うのはいつも少し難しいものです。このデザインは、棒針編み、かぎ針編み、そして刺繍を使います!それぞれのテクニックは比較的シンプルにしたので、もしこのうちのどれかのテクニックが初めての方がいらしても、気軽にトライしてもらえると思います。
amirisu: もう一枚編むとしたら何色で編みますか?
Dianna: 淡い色と濃い色を両方使うとき、私はいつもオリジナルの色の組み合わせをひっくり返してみたくなります。このパターンも、ひっくり返してみて濃い色に淡い色をアクセントにしてみるのはどうでしょう?オリジナルと同じ深緑とベージュでも、配置を逆にすると、見た目も雰囲気もかなり違ってくるはずです!
amirisu: あなたの住む町や生まれ育った町の好きな場所はどこですか?簡単に紹介してください。
Dianna: ノルウェーのトロンハイムには、フィヨルドに沿って数キロにわたって続くラデスティアンという遊歩道があり、私のお気に入りの場所のひとつです。近隣の町からもアクセスしやすく、街から離れることなく自然と触れ合えます。
1年を通して季節ごとに植物相が変化しますが、私がいちばん好きなのは春です。白いウッドアネモネがようやく花を咲かせるときで、それでようやく春が来たと実感します。水辺の景色も美しく、道中には小さなカフェもいくつかあるので、天気の良い日に立ち寄っておやつを食べるのにも最適なスポットです。
amirsiu: あなたの国や地域に伝わる手工芸や技術について、好きなものを一つ選んで教えてください。
Dianna: 私はノルウェーに住んでいます。ノルウェー出身ではないのですが、ノルウェーのテキスタイルにとても興味があります!最近は、織物の伝統、特に芸術としてのタペストリー織りや、女性アーティストや織物職人についての本を読んでいます。タペストリーはクリエイティブな表現の手段として興味深いものだと思いますし、昔から明らかに政治的なものでもありました(そして、今もそうです!)。もしタペストリー織りに興味を持たれた方は、Hannah RyggenとFrida Hansenという2人のアーティストをチェックしてみるのがおすすめです。
Diannaさん、ありがとうございました。