掲載作品のデザイナー・インタビュー
Featured: Pink Pine Pair by Nataliya Sinelshchi...
こんにちは。時の経つのは早いもので、今週末にはamirisuの最新号が発売されます。そこで, 今日は14号からラストを飾る素敵なデザイナーをご紹介したいと思います。モスクワ生まれのNataliya Sinelshchikovaさんは数年前にロッテルダム近郊の小さい村へ引越し、グラフィックデザイナーとして働いています。左右対称の三角模様が目を引くPink Pine PairはKALでも人気のデザインでした。 それでは、今回もこのデザインのインスピレーションについて聞いてみたいと思います。 Nataliya: 今回のインスピレーションはamirisuのムードボードです。14号のテーマとして挙げられていたはっきりとした色の組み合わせやシンプルな幾何学模様はいつも私の頭の中にあり、とても好きなものです。自然が作り出す幾何学的な線や形を集めたpinterestのボードもいくつか持っています。また、これをデザインした頃ちょうどインターシアの技法を覚えたばかりだったので、それをケーブル模様と合わせてみたいと思っていたところだったのです。そんな風にしてこのデザインは生まれました。 amirisu: もし違う色で編むとしたら何色を選びますか? Nataliya: 実はすでに薄い水色とピンクの手袋を編みました。次は淡い白黒のような色合いで編みたいと思っていて、グレーや青の濃淡も良いかなと考えています。instagramやRavelryで皆さんが編んでいる色を見るとどれも素敵で、黄色と淡いグレーなども魅力的です。 amirisu: オランダに引越してから編み物に関して何か変化したことはありますか? Nataliya: 本当のことを告白すると...オランダに行く前は編み物をしていなかったんです。9歳の時に祖母に編み物を習いましたが、それを趣味にするほどの根気がなくて。2015年まではモスクワの広告会社でアートディレクターとして働き、2千万人が住む大きな都市で多忙に暮らしていましたが、今は約9千人しかいないオランダのロッテルダム近郊の小さい村で森や野原に囲まれ生きています。25歳の誕生日に25mmの棒針とLoopy Mangoの大きなsuper chunky yarnをもらって1時間後には人生初の手編みの帽子が出来上がり、その日から編み物に夢中になりました。編み物は大都市から小さい村への生活の変化に対応する力をくれ、物事に時間をかけることや静けさを楽しむことを教えてくれました。 amirisu: 最近はどんな編み物やデザインをしていますか? Nataliya: 編み物においては、いつも新しい技法にチャレンジし今まで使ったことがない編み方を盛り込みたいと思っています。でも、夜に映画を観ながら編めるようなシンプルなプロジェクトも針にかかっていますし、忍耐が必要な編みかけの大プロジェクトもあります。これは何百もの糸処理が必要なブランケットで、やろうという固い決意がある時にのみ戻って編んでいます。このように、その時の自分の気分にぴったりの編み物プロジェクトをいくつか持つようにしています。 Nataliyaさん、インタビューに答えて頂きありがとうございました。また新しいデザインを楽しみにしていますね。
Featured: Pink Pine Pair by Nataliya Sinelshchi...
こんにちは。時の経つのは早いもので、今週末にはamirisuの最新号が発売されます。そこで, 今日は14号からラストを飾る素敵なデザイナーをご紹介したいと思います。モスクワ生まれのNataliya Sinelshchikovaさんは数年前にロッテルダム近郊の小さい村へ引越し、グラフィックデザイナーとして働いています。左右対称の三角模様が目を引くPink Pine PairはKALでも人気のデザインでした。 それでは、今回もこのデザインのインスピレーションについて聞いてみたいと思います。 Nataliya: 今回のインスピレーションはamirisuのムードボードです。14号のテーマとして挙げられていたはっきりとした色の組み合わせやシンプルな幾何学模様はいつも私の頭の中にあり、とても好きなものです。自然が作り出す幾何学的な線や形を集めたpinterestのボードもいくつか持っています。また、これをデザインした頃ちょうどインターシアの技法を覚えたばかりだったので、それをケーブル模様と合わせてみたいと思っていたところだったのです。そんな風にしてこのデザインは生まれました。 amirisu: もし違う色で編むとしたら何色を選びますか? Nataliya: 実はすでに薄い水色とピンクの手袋を編みました。次は淡い白黒のような色合いで編みたいと思っていて、グレーや青の濃淡も良いかなと考えています。instagramやRavelryで皆さんが編んでいる色を見るとどれも素敵で、黄色と淡いグレーなども魅力的です。 amirisu: オランダに引越してから編み物に関して何か変化したことはありますか? Nataliya: 本当のことを告白すると...オランダに行く前は編み物をしていなかったんです。9歳の時に祖母に編み物を習いましたが、それを趣味にするほどの根気がなくて。2015年まではモスクワの広告会社でアートディレクターとして働き、2千万人が住む大きな都市で多忙に暮らしていましたが、今は約9千人しかいないオランダのロッテルダム近郊の小さい村で森や野原に囲まれ生きています。25歳の誕生日に25mmの棒針とLoopy Mangoの大きなsuper chunky yarnをもらって1時間後には人生初の手編みの帽子が出来上がり、その日から編み物に夢中になりました。編み物は大都市から小さい村への生活の変化に対応する力をくれ、物事に時間をかけることや静けさを楽しむことを教えてくれました。 amirisu: 最近はどんな編み物やデザインをしていますか? Nataliya: 編み物においては、いつも新しい技法にチャレンジし今まで使ったことがない編み方を盛り込みたいと思っています。でも、夜に映画を観ながら編めるようなシンプルなプロジェクトも針にかかっていますし、忍耐が必要な編みかけの大プロジェクトもあります。これは何百もの糸処理が必要なブランケットで、やろうという固い決意がある時にのみ戻って編んでいます。このように、その時の自分の気分にぴったりの編み物プロジェクトをいくつか持つようにしています。 Nataliyaさん、インタビューに答えて頂きありがとうございました。また新しいデザインを楽しみにしていますね。
Featured: Raindrops by Mizuho Komiya
新年明けましておめでとうざいます。ここ数日寒い日が続いていますが、お気に入りの手編みのセーターや小物を身につけることができて嬉しいですね。 amirisuは2018年も楽しい企画を色々と用意していますので、今年もどうぞお付き合い下さい。 さて、新年最初のインタビューはWalnut京都店のスタッフでもあるMizuhoさんにお話しをお聞きしました。京都店ではレッスンを受け持ち、amirisuオリジナルのパターンも多くデザインしています。では、始めましょう! amirisu: Raindropsのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Mizuho: amirisuのイメージボードを見て、ポップでかわいいものを提案しようと思ったことは覚えています。 何かデザインの元にならないかと、常に色々なものを観察しています。たとえば運転中などに見かけた人が持っている鞄の模様や、ビルのダクトの並んでいる形など。Raindropsの具体的な模様のイメージがどこから来たのかは忘れてしまいましたが、インスピレーションは編み物外から来ることが多いです。 amirisu: もしご自分用にもう1着編むとしたら、何色にしますか? Mizuho: Hedgehog Fibresの糸はカラフルでとてもかわいいのですが、自分用に編むとしたら、紺と薄いグレーなど、モノトーンに近いものにすると思います。MCとCCの明度差をはっきりとさせると、さらに雨粒の形が際立って素敵になると思っています。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Mizuho: 小さいころからなぜか編み物が好きでしたが、本格的にハマったきっかけは、出産を機に子供のものを編んだことです。小さくて、すぐに編めて、かわいかった! amirisu: 最初は日本の編み図で編まれていましたか?その場合は、海外パターンやRaverlyに出会ったことで何か変わったことはありますか? Mizuho: ずっと日本の編み図で編んでいましたが、変わり者なので編み図通りにきっちり編んだことはほとんどなく、いつも適当にアレンジしていました。海外パターンやRaverlyを知ってその素晴らしいデザインや新しい技法に本当に魅了されていますが、それ以上に文章パターンを知ることによって、今まで適当に編んできた私好みのデザインがパターンという形になる、ということに喜びを感じています。 amirisu: 最近はどんな編み物やデザインをしていますか? Mizuho: 一番最近は、老犬になって体毛が薄くなってしまった愛犬のために体にフィットした防寒着を編みました。 それと、今季中シンプルなセーターを一枚はデザインしようと考えていてWool...
Featured: Raindrops by Mizuho Komiya
新年明けましておめでとうざいます。ここ数日寒い日が続いていますが、お気に入りの手編みのセーターや小物を身につけることができて嬉しいですね。 amirisuは2018年も楽しい企画を色々と用意していますので、今年もどうぞお付き合い下さい。 さて、新年最初のインタビューはWalnut京都店のスタッフでもあるMizuhoさんにお話しをお聞きしました。京都店ではレッスンを受け持ち、amirisuオリジナルのパターンも多くデザインしています。では、始めましょう! amirisu: Raindropsのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Mizuho: amirisuのイメージボードを見て、ポップでかわいいものを提案しようと思ったことは覚えています。 何かデザインの元にならないかと、常に色々なものを観察しています。たとえば運転中などに見かけた人が持っている鞄の模様や、ビルのダクトの並んでいる形など。Raindropsの具体的な模様のイメージがどこから来たのかは忘れてしまいましたが、インスピレーションは編み物外から来ることが多いです。 amirisu: もしご自分用にもう1着編むとしたら、何色にしますか? Mizuho: Hedgehog Fibresの糸はカラフルでとてもかわいいのですが、自分用に編むとしたら、紺と薄いグレーなど、モノトーンに近いものにすると思います。MCとCCの明度差をはっきりとさせると、さらに雨粒の形が際立って素敵になると思っています。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Mizuho: 小さいころからなぜか編み物が好きでしたが、本格的にハマったきっかけは、出産を機に子供のものを編んだことです。小さくて、すぐに編めて、かわいかった! amirisu: 最初は日本の編み図で編まれていましたか?その場合は、海外パターンやRaverlyに出会ったことで何か変わったことはありますか? Mizuho: ずっと日本の編み図で編んでいましたが、変わり者なので編み図通りにきっちり編んだことはほとんどなく、いつも適当にアレンジしていました。海外パターンやRaverlyを知ってその素晴らしいデザインや新しい技法に本当に魅了されていますが、それ以上に文章パターンを知ることによって、今まで適当に編んできた私好みのデザインがパターンという形になる、ということに喜びを感じています。 amirisu: 最近はどんな編み物やデザインをしていますか? Mizuho: 一番最近は、老犬になって体毛が薄くなってしまった愛犬のために体にフィットした防寒着を編みました。 それと、今季中シンプルなセーターを一枚はデザインしようと考えていてWool...
Featured: Kew by Nele Redweik
リトリートで秋の始まりの紅葉を楽しんだのがつい先日のようですが、街にはイルミネーションが輝き始め、今年もクリスマスシーズンがやってきました。そろそろ家族や友人へのクリスマスプレゼントは何にしようかしら...と考え始める時季ですね。又は、もう既にプレゼント用の編み物を始めている方もいらっしゃるかもしれませんが。 今日ご紹介するNele RedweikデザインのKewはふんわりと柔らかいモヘアの中にボタニカルモチーフが印象的で、プレゼントにしたら喜ばれること間違いなしです。Neleの作品にはWoolfolkの糸を使ったNepheleやBUEなど、ケーブル編みを現代風に見せた魅力的なデザインがあります。 Neleに、まずはこのデザインのインスピレーションについて聞いてみました。 Nele: デザインをするときはいつも与えられたイメージボードをできるだけ柔軟な頭で見るようにしているわ。何か問題を解くような気持ちでね。絶対にこんな物が作りたい、という固定観念はあまり持っていないの。 今回はイメージに提示されていた自然のモチーフに惹かれた。なぜなら今年はハイキングやキャンプをしたり、滝で泳いでみるなど街から出てもっと緑の多いところで過ごそうと決めていたから。それに、私はテクノロジーに関しては少しオールドファッションで、コンピューターよりもタイプライターが好きだし、凸版印刷のような古い技術にも興味を持ち始めているわ。裏メリヤス編みの中で際立つ葉っぱ模様は、厚紙に押してできた形を思いおこさせるでしょ。 amirisu: もし違う色で編むとしたら何色を選びますか? Nele: 大分前から明るいピンク色の帽子が欲しいと思っているので、コットンキャンディーピンクにしようと思うわ。 amirisu: 最近はどんな編み物やデザインをしている? Nele: 頭の中にセーターのデザインがあるもののまだはっきりと形になっていないので、使いたいと思っているいくつかの毛糸で試してみたいと思っているところ。でも、無理やり進めようとは思っていないの。なぜなら自然にアイディアが湧いてきた時の方が良い物ができるから。 自分の趣味の編み物については、パートナーの誕生日プレゼントにベーシックなクルーネックのセーターをWoolfolk Tynd 2本取りで編んだわ。とても素敵に出来上がったので自分用にも毎日着られるようなベーシックなセーターが欲しいと思っているの。私はIsager TvinniやSpinniのようなとても細い糸で編むのが好きで、真冬に着られるような厚手のセーターにはなかなか手を出せずにきたので、fingering weightで編むお気に入りのセーターの形をworsted weightのStone Wool Cormoで編んでみようと決めているのよ。 amirisu: 今まで様々な国に住んできたことで、何か編み物に影響はあった? Nele: 人として何か影響があったという意味ならもちろんイエス。そういう意味では編み物にも影響が及んでいるはず。色々な文化に触れたことで物に対する興味心や柔軟性は増したと思うし、それはとても良かったと思ってる。自分の前に広がる可能性にアプローチする方法は1つではないことがわかったし、様々な価値観を持つ人や文化があり、人生の過ごし方も人それぞれだということがわかった。...
Featured: Kew by Nele Redweik
リトリートで秋の始まりの紅葉を楽しんだのがつい先日のようですが、街にはイルミネーションが輝き始め、今年もクリスマスシーズンがやってきました。そろそろ家族や友人へのクリスマスプレゼントは何にしようかしら...と考え始める時季ですね。又は、もう既にプレゼント用の編み物を始めている方もいらっしゃるかもしれませんが。 今日ご紹介するNele RedweikデザインのKewはふんわりと柔らかいモヘアの中にボタニカルモチーフが印象的で、プレゼントにしたら喜ばれること間違いなしです。Neleの作品にはWoolfolkの糸を使ったNepheleやBUEなど、ケーブル編みを現代風に見せた魅力的なデザインがあります。 Neleに、まずはこのデザインのインスピレーションについて聞いてみました。 Nele: デザインをするときはいつも与えられたイメージボードをできるだけ柔軟な頭で見るようにしているわ。何か問題を解くような気持ちでね。絶対にこんな物が作りたい、という固定観念はあまり持っていないの。 今回はイメージに提示されていた自然のモチーフに惹かれた。なぜなら今年はハイキングやキャンプをしたり、滝で泳いでみるなど街から出てもっと緑の多いところで過ごそうと決めていたから。それに、私はテクノロジーに関しては少しオールドファッションで、コンピューターよりもタイプライターが好きだし、凸版印刷のような古い技術にも興味を持ち始めているわ。裏メリヤス編みの中で際立つ葉っぱ模様は、厚紙に押してできた形を思いおこさせるでしょ。 amirisu: もし違う色で編むとしたら何色を選びますか? Nele: 大分前から明るいピンク色の帽子が欲しいと思っているので、コットンキャンディーピンクにしようと思うわ。 amirisu: 最近はどんな編み物やデザインをしている? Nele: 頭の中にセーターのデザインがあるもののまだはっきりと形になっていないので、使いたいと思っているいくつかの毛糸で試してみたいと思っているところ。でも、無理やり進めようとは思っていないの。なぜなら自然にアイディアが湧いてきた時の方が良い物ができるから。 自分の趣味の編み物については、パートナーの誕生日プレゼントにベーシックなクルーネックのセーターをWoolfolk Tynd 2本取りで編んだわ。とても素敵に出来上がったので自分用にも毎日着られるようなベーシックなセーターが欲しいと思っているの。私はIsager TvinniやSpinniのようなとても細い糸で編むのが好きで、真冬に着られるような厚手のセーターにはなかなか手を出せずにきたので、fingering weightで編むお気に入りのセーターの形をworsted weightのStone Wool Cormoで編んでみようと決めているのよ。 amirisu: 今まで様々な国に住んできたことで、何か編み物に影響はあった? Nele: 人として何か影響があったという意味ならもちろんイエス。そういう意味では編み物にも影響が及んでいるはず。色々な文化に触れたことで物に対する興味心や柔軟性は増したと思うし、それはとても良かったと思ってる。自分の前に広がる可能性にアプローチする方法は1つではないことがわかったし、様々な価値観を持つ人や文化があり、人生の過ごし方も人それぞれだということがわかった。...
Featured: Sunday Market by Ayano Tanaka
こんにちは。10月半ばのRhinebeck Sheep& Wool Festivalが終わってからというもの、インスタグラムで皆さんの写真を見るたびに羨ましい気持ちでいっぱいです。参加者がとても楽しそうで、Rhinebeckの為に編んできたというセーターもどれもとても素敵でした。私もいつの日か行ってみたいと思っています。 今年も残り2カ月となりましたが、2017年最後にamirisu 14号のKAL(みんなで一緒に編もう!という企画です)に参加してみませんか。14号に載っているパターンならどれでも良いので、1つ選んでRavelryで写真を見せて下さい。最終日は12月20日、それまでに投稿して下さった方の中から抽選でプレゼントをお送りしますので、是非ふるってご参加下さい。 さて、今日ご紹介するのはSunday Market のデザイナーのAyanoさんです。このセーターはシンプルなメリヤス編みですが、引き上げ模様が良いアクセントになり、Aラインの裾が少し可愛らしさを足しています。Ayanoさんは埼玉県在住で、隙間時間には常に編んだり、思いついたアイディアを形にしたり、という毎日を送っています。 それでは、彼女に質問をしてみましょう。 amirisu: Sunday Marketのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Ayano: とにかく気負わずに編めて、どこかちょっと可愛いものがいいなと考えていました。 本当のことをいうと、電車の中で見かけた女性が着ていたメリヤス編みのざっくりベストが素敵だったのです。メリヤス編みだけでもかっこいいと思って。その帰り道に太めの毛糸を買って、メリヤス編みの何かを編もうと決めました。 amirisu: もしご自分用にもう1着編むとしたら、何色にしますか? Ayano: 手持ちでは落ち着いた色が多いのですが、今回Larkのピンクも素敵だったので、黄色や黄緑、オレンジ色などの明るい元気な色もいいかなと思っています。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Ayano: 高校生の時に、母が放置していた昔の手編み雑誌と毛糸と針を見つけたのがきっかけ。昔の本は基礎もしっかりと載っていて、巻末の技法をすべて試したりしていました。その時はそれで満足して、社会人になってから編み物を再開しました。 ...
Featured: Sunday Market by Ayano Tanaka
こんにちは。10月半ばのRhinebeck Sheep& Wool Festivalが終わってからというもの、インスタグラムで皆さんの写真を見るたびに羨ましい気持ちでいっぱいです。参加者がとても楽しそうで、Rhinebeckの為に編んできたというセーターもどれもとても素敵でした。私もいつの日か行ってみたいと思っています。 今年も残り2カ月となりましたが、2017年最後にamirisu 14号のKAL(みんなで一緒に編もう!という企画です)に参加してみませんか。14号に載っているパターンならどれでも良いので、1つ選んでRavelryで写真を見せて下さい。最終日は12月20日、それまでに投稿して下さった方の中から抽選でプレゼントをお送りしますので、是非ふるってご参加下さい。 さて、今日ご紹介するのはSunday Market のデザイナーのAyanoさんです。このセーターはシンプルなメリヤス編みですが、引き上げ模様が良いアクセントになり、Aラインの裾が少し可愛らしさを足しています。Ayanoさんは埼玉県在住で、隙間時間には常に編んだり、思いついたアイディアを形にしたり、という毎日を送っています。 それでは、彼女に質問をしてみましょう。 amirisu: Sunday Marketのインスピレーションはどんなところから得ましたか? Ayano: とにかく気負わずに編めて、どこかちょっと可愛いものがいいなと考えていました。 本当のことをいうと、電車の中で見かけた女性が着ていたメリヤス編みのざっくりベストが素敵だったのです。メリヤス編みだけでもかっこいいと思って。その帰り道に太めの毛糸を買って、メリヤス編みの何かを編もうと決めました。 amirisu: もしご自分用にもう1着編むとしたら、何色にしますか? Ayano: 手持ちでは落ち着いた色が多いのですが、今回Larkのピンクも素敵だったので、黄色や黄緑、オレンジ色などの明るい元気な色もいいかなと思っています。 amirisu: 編み物を始めたきっかけは何でしたか? Ayano: 高校生の時に、母が放置していた昔の手編み雑誌と毛糸と針を見つけたのがきっかけ。昔の本は基礎もしっかりと載っていて、巻末の技法をすべて試したりしていました。その時はそれで満足して、社会人になってから編み物を再開しました。 ...
Featured: Devon by Paula Pereira
こんにちは。先月末にリリースしたamirisu14号を楽しんで頂けていますか。今回は掲載作品とデザイナーの方々を毎週紹介していきたいと思います。 第一弾は表紙のデザイン、リブ編み模様が印象的な上に軽くて着やすいDevon!このセーターのデザイナーPaula Pereiraはブラジルのサンパウロとリオデジャネイロの間にある町に住み、数学や幾何が大好きで、それが面白い構造や身体にあったフォルムを生みだすのに役立っています。最近の作品にはamirisu13号のAyameやQuince&co.からリリースされたNaamahなど魅力的な物がたくさん。 amirisu: さて、Paulaにいくつか質問をしてみたいと思います。まずは今回のデザインのインスピレーションは? Paula: amirisuが提示したイメージボードを見て、まず互いに溶け合うような調和のとれた模様からインスピレーションを受けたの。その中でも“線”が頭の中に印象強く残っていたので、まずは私の大好きなねじり1目ゴム編みで始め、そこから模様を続けながら増目をする方法を見つけるまでスウォッチをたくさん編んだわ。連続性を持ちながら徐々に展開していくような、そんな模様を探していたの。“線”が模様になっていくにつれてセーターの形やスタイルは決まっていったわ。 amirisu: 次に、今回の号はピンク色の特集でしたが、もし違う色で編むなら何色で編んでみたいか聞いてみました。 Paula: Brooklyn TweedのShelterがとても好きなので、どの色でも編んでみたいわ!Shelterを好きな理由の1つは、全面に模様の入った物でも軽く仕上がるから。でも、真剣に色を選ぶとしたら模様が際立つような薄めの色かしら。例えばPostcard、Sweatshirt、Faded Quilt、Foothillsなどなど。 amirisu: そして最後の質問。最近はどんな編み物やデザインをしている? Paula: 今は2018年春夏用の軽くて空気を含んだような物のデザイン、また来年の秋に向けて2つのアイディアを練っていて、それから、最近家族の仲間入りをした可愛い可愛い女の子の赤ちゃんの為の小さなセーターも編んでいるのよ。来週はラインベックに行く予定なのでそろそろ荷造りもしないと! Paulaさん、質問に答えて頂きありがとうございました。 ラインベックを楽しんてきて下さいね!
Featured: Devon by Paula Pereira
こんにちは。先月末にリリースしたamirisu14号を楽しんで頂けていますか。今回は掲載作品とデザイナーの方々を毎週紹介していきたいと思います。 第一弾は表紙のデザイン、リブ編み模様が印象的な上に軽くて着やすいDevon!このセーターのデザイナーPaula Pereiraはブラジルのサンパウロとリオデジャネイロの間にある町に住み、数学や幾何が大好きで、それが面白い構造や身体にあったフォルムを生みだすのに役立っています。最近の作品にはamirisu13号のAyameやQuince&co.からリリースされたNaamahなど魅力的な物がたくさん。 amirisu: さて、Paulaにいくつか質問をしてみたいと思います。まずは今回のデザインのインスピレーションは? Paula: amirisuが提示したイメージボードを見て、まず互いに溶け合うような調和のとれた模様からインスピレーションを受けたの。その中でも“線”が頭の中に印象強く残っていたので、まずは私の大好きなねじり1目ゴム編みで始め、そこから模様を続けながら増目をする方法を見つけるまでスウォッチをたくさん編んだわ。連続性を持ちながら徐々に展開していくような、そんな模様を探していたの。“線”が模様になっていくにつれてセーターの形やスタイルは決まっていったわ。 amirisu: 次に、今回の号はピンク色の特集でしたが、もし違う色で編むなら何色で編んでみたいか聞いてみました。 Paula: Brooklyn TweedのShelterがとても好きなので、どの色でも編んでみたいわ!Shelterを好きな理由の1つは、全面に模様の入った物でも軽く仕上がるから。でも、真剣に色を選ぶとしたら模様が際立つような薄めの色かしら。例えばPostcard、Sweatshirt、Faded Quilt、Foothillsなどなど。 amirisu: そして最後の質問。最近はどんな編み物やデザインをしている? Paula: 今は2018年春夏用の軽くて空気を含んだような物のデザイン、また来年の秋に向けて2つのアイディアを練っていて、それから、最近家族の仲間入りをした可愛い可愛い女の子の赤ちゃんの為の小さなセーターも編んでいるのよ。来週はラインベックに行く予定なのでそろそろ荷造りもしないと! Paulaさん、質問に答えて頂きありがとうございました。 ラインベックを楽しんてきて下さいね!